人と暮らしを中心に据え、そこから外延となる空間を構築していく。

我々は、このプロセスをこそ、デザインと呼びます。

何枚も何遍も図面を引き、大量の資料やサンプルを都度集め、積算と打合せを繰り返し、より豊かな空間を目指して修正を重ねる。膨大な手間がかかるこれら一連の作業を、我々は決して惜しみません。

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密度の高いデザインは、きめ細やかな施工によって形になります。

感性を共有できる技術の高い職人達と共に、現場で寸法を合わせ、ディテールを煮詰め、色味を調整し、より美しい仕上がりを目指して推敲を重ねる。自社で施工しなければ、この品質は保てません。だからこそ、ハウスリンクルはデザインビルダーとなることを選択しました。

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日本ではこれまで、数多の建物が造られてきました。

素晴らしい建築も無数にあるのに、それらを壊してはまた、新たな建物を造ってきました。その一方で室内空間には注意が払われず、住宅の機能は改善されても、住まいの質は向上しませんでした。今ある建物のストックを用いて、家具とインテリアを素敵にすれば、暮らしはもっと豊かになるはずなのに。

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住み手の一人ひとりに、物語があります。

同じく、建物の一つひとつに、物語があります。

住み手と建物との間で、その両方の物語に耳を澄まして、丹念に読み解く。二つの物語を糸口に構想を熟考し、デザインを吟味し、丁寧に空間を造っていく。たとえ遠回りであっても、この方法を変えるつもりはありません。

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人も建物も、同じものはひとつとしてありません。

全てのプロジェクトは、それ故に、常に新たな挑戦です。

1963年創業以来、そんな挑戦の積み重ねが、ハウスリンクルの歴史を築いてきました。