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HIGASHIKURUME

takiyaMA

M-house,

TOKYO

07   /   2012

収納とアクセントカラーが映えるしつらえ

東京西郊、東久留米の滝山は、遊歩道や公園が計画的に配置された緑豊かな住宅地。公団住宅各棟の南には美しい芝生が広がる。

 

長年この町に暮らした夫妻が終の住処に決めた場所は、日当りの良い団地の一階。ダイニングキッチンは南北両側に面し、吹き抜ける風が心地よい。

家具配置からプランニングしていった結果、ダイニングキッチンと南の居室をつなぐL字の間取りとなった。ソファはあえて設けず、室中央にオークのダイニングセットをゆったりと配置。豊かな食事空間が創出された。

 

テーブル正面のTV収納は、イスの座高に合わせて、通常よりも高さのある家具をチョイス。TV背面の壁はアクセントとして、オリーブグリーンのクロスで仕上げられ、室内に奥行きが生まれた。床、家具、建具はすべて、明るい木目に揃えられ、若々しく爽やかなしつらえに整えられている。

 

多彩な趣味を持つアクティブな夫妻の住まいは、緑濃い武蔵野の環境の中で、瑞々しさに溢れている。

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