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SUGINAMI

nishiogi

S-house,

tokyo

 

03   /   2017

​​父子二代の、こだわりが共鳴する家

1990年代、父が建てたRCブロック造の箱形建築。手塩に掛けて造ったこの家に、息子が戻ってくることになった。

3階の寝室二間をLDKに改造し、二世帯住宅へと改修する計画。クローゼットを解体して空間を拡張し、クロス張りの壁と天井は剥がして、コンクリートの素肌を顕しに。電気配線は鉄管を通してきり廻し、照明の入切には手作りのトグルスイッチを採用した。


足元は、ボルドーパインの床で内装を引き締め、ダイニングを兼ねたキッチンは、積層合板とヴィンテージウッドを組み合わせたカスタムメイド。白壁部分は、住み手本人の手によるマットなペンキ塗装で仕上げられた。

 

父子二代のこだわりが室内で共鳴する、密度の高い空間が誕生した。

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